【子連れ】おかげ横丁「すし久」のおもてなしに感動【ランチ】

お出かけ



おかげ横丁で子連れランチをしたいけど、どこがいいか悩んでいる方、すし久(すしきゅう)をおすすめします!

 

2歳の息子と生後3か月の娘と行きましたが、店員さんのおもてなしの気持ちのおかげで、座敷でゆっくりごはんを食べることができました。

 

 

 

すし久とは

ちょうどお店を出た時に、高校生でしょうか、男の子たちが

 

「ここにしよう!すしひさ?すしきゅう?」

 

なんて会話をしているのを耳にしましたが、こちらはすしきゅうと読みます。

 

てこね寿司麦とろろが看板メニューのお店。

 

伊勢神宮おかげ横丁でもかなり有名なお店です。

 

創業は天保の年だそうです。

 

天保というと、1831年~1845年。かなりの老舗です。

 

一時休業していた時期もあったそうですが、平成元年に現在のお店として再び開業したとのこと。

 

建物は明治2年の遷宮(神社のリフォームみたいなもの)時に出た古材を一部利用しています。

 

そのため、内装はかなりシックで、まるでタイムスリップしたような、懐かしい気持ちになります。

 

2階建てで、ほぼ座敷席ですが、一部テーブル席もありました。

 

てこね寿司とは

 

酢飯の上に醤油漬けのカツオが乗った料理です。

 

昔漁師さんがカツオを釣り上げてそのまま船で食べたそうです。

 

その時は手で食べたようで、「てこね寿司」と名前がついたとか。

 

おかげ横丁に来て、松坂牛かてこね寿司かどちらかを食べたいと思っていたのですが、調べるとすし久は座敷席だったので、ここに決めました。

 

かなりの人気店

お店に入ったのは11時ちょっと前。

 

我が家の暗黙のルールで、外でランチをするときは少し早めの時間帯にすることにしています。

 

混雑を避けるためと、息子がはやく起きるので、朝ごはんも早く、お腹を空かせてしまいぐずるのを回避するためです。

 

今回もそのためそんな早くに入ったのですが、土曜日だったこともあり、すでにお客さんでにぎわっていました。

 

私たちの料理が来た頃には待っている人も増え、相席をお願いされている人もいました。

 

外に出たころにはかなり行列。

 

かなり人気なようです。

 

待ち時間なしで入れたのはラッキーだったかもしれません。

 

子連れへのおもてなしがありがたい

抱っこされている0歳の娘を見て、靴を脱いだりして席に着くころにお布団を用意してくれていました。

 

 

いつも肩身の狭い思いをしている子連れとしては、こういった気遣いだけで感動して涙が出そうになります。

 

2歳の息子にも木製のかわいい子ども用いすを用意してくれました(写真撮れませんでした…すみません)

 

もう少し大きな子にも座椅子が用意してあって、それに座っている子もいました。

 

お会計のときも、息子にたくさん話しかけてくださって、息子もニコニコ喜んでいました。

 

大人用の熱いお茶子ども用には冷たいお茶を用意してくれたり、かなりサービスが行き届いていました。

 

てこね寿司に感動。息子は子ども膳。

 

私はてこね寿司の竹セットを注文しました。

 

てこね寿司とお味噌汁、茶わん蒸し、天ぷら、小鉢のセットです。

 

 

てこね寿司のプリプリのかつおとさっぱりしながらも風味の効いた酢飯の組み合わせがとてもおいしくて、一気に食べてしまいました。

 

あおさの入った赤だしもとてもおいしかったです。

 

茶わん蒸しは息子に取られました。

 

夫は麦とろろやてこね寿司、季節の焼貝やデザートのついた伊勢路膳を注文。

 

かなり満足度の高い料理だったそうです。

 

しかも娘が布団で大人しくしていたので、息子と私が格闘(!)している中、ゆっくり食事できたと大喜び。

 

それはなによりです。

 

息子はこども膳です。

 

 

お味噌汁も子ども用の小さなサイズ。

 

グリコのおまけもなんだか懐かしい。

 

私の茶わん蒸しに夢中で、あまり食べてくれませんでしたが、ハンバーグと玉子焼き、とてもおいしかったです。

 

正直、こういう料理屋さんで、せっかくだからと息子用の料理を注文するときの方が、なかなか食べてくれなくて悲しくなります。

 

結構いい値段するんだよ…

 

雰囲気でお腹いっぱいになっちゃうのかな。

 

せめて、食べないなら食べたくないと最初に言えるようになればいいんだけどな…

 

でもすし久の料理を存分に楽しむことができました。

 

ごちそうさまでした。

 

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