皆さんは大晦日、何を食べますか?
我が家は年越しそばをメインの料理にして1年の締めくくりを家族で楽しもうと思います。
家族で楽しめる少し変わったそばを紹介します。
年越しそばって何?
そばは切れやすいため、大晦日にそばを食べることで、1年の厄を断ち切るという意味や、細く長いため、健康や長寿などの縁起をかついでいるとも言われています。(諸説あります)
1年の終わりをそばで締めくくる人は多いようで、深く根付いた文化と言えるでしょう。
周りの人に話を聞くと、それぞれの家庭で風習の違いがあるようですが、我が家は新年を迎える直前の23時頃からそばを食べ出していました。
しかし、今年は夜中にそばを食べることを辞めたいなと思うのです。

夜中のそばを辞めたい理由
夫の胃もたれ
ここ数年間、我が家は「どん兵衛」を買ってきて、紅白歌合戦を見ながら食べていました。
もちろん夕食はとっくに済んだ後の話です。
しかし、去年、夫が言いました。
「ちょっと、どん兵衛食べて、胃もたれしちゃったかも」
確かに、30歳過ぎた私たちが夜中にカップそばを食べるのは辛いところがあります。
そばを作るのが面倒
しかし、カップそばを辞めると、自分で作らなくてはいけません。
夕食を作った後にそばを茹でるのは少し面倒。
片付けもしなくてはいけません。

子どもにも食べさせたい
2歳の息子は最近そばが食べられるようになりました。
そうなると今年は息子にもそばを食べさせてあげたいですが、夜中だともう寝てしまっており、食べさせることができません。
変わったそばを夕食のメインに!
そこで、ふと思いました。
家族みんなで食べる夜ごはんをそばにしてしまおう!
しかし、ただのそばだけだと、少し寂しい気がします。
せっかくの大晦日なので、家族でわいわいごちそうを食べたいですよね。
そこで、大晦日のにぎやかな食卓に合うような一風変わったそばを紹介します。
瓦そば
私の一押しは瓦そばです!
山口県下関市発祥の料理で、私は実際に下関に食べに行ったことがあり、とても気に入りました。

茶そばの上に錦糸卵・甘辛く炒めた牛肉・ネギ・のり・レモン・もみじおろしが乗っています。
熱せられた瓦の上に乗っているので、そばと具を取り、汁につけて食べます。
家で作るときはホットプレートに乗せて作るのをおすすめします。
見た目が華やかなので、パーティにおすすめです!
出雲そば
出雲そばは出雲大社で有名な島根県出雲の郷土料理です。
こちらも私は実際に出雲で食べたことがあります。

3種類の薬味(ねぎ・のり・もみじおろしなど)の乗ったそばが3段の入れ物に入って出てきます。
一段目を食べてから残ったつゆを二段目に移し、また食べ終わったらつゆを三段目に移し…といった順に食べていきます。
小さな器にいくつかの薬味を乗せたそばを用意して食べるのも楽しいですね。
出雲大社は縁結びの神様として有名。
縁起のいい名前のそばを家族で楽しんでくださいね。
わんこそば
わんこそばは岩手県の郷土料理。
そば好きの私は、こちらも実際にチャレンジしたことがあります。

わんこそばは一口の量のそばをテンポよく食べていき、お腹いっぱいになるまでを食べるというものです。
味わうというよりはエンターテイメントの要素が強い印象でした。
家でするときにはこんなにたくさんの器がないと思いますので、一口の量を大皿などに準備し、いくつ食べられたかを正の字で記録するなどして、家族で盛り上がるのはいかがでしょうか。
そば寿司
そば寿司も意外と簡単に作れて、お勧めです!

手軽に食べられるのがいいですよね。
彩りも良く、子どもも喜びそうです。
私はシンプルにわさびだけを巻いたそば寿司も好きです。
番外編:高遠そば
高遠そばは福島県会津地方の伝統的なそばです。
なんと、箸の代わりに長ネギを使って食べるんです。
そば好きの私にとって、一度は食べてみたい憧れのそばです。

1年の締めくくり、最後に家族でひと笑いできそうです。
箸代わりのネギを少しずつかじりながら食べるそうですよ。
そばを囲んで楽しい年越しを
今年は夜中にそばをすすることなく、夕食のメイン料理の一つとして楽しんでみようと思います。
お寿司や天ぷらなどのごちそうとも相性がいいですし、そばを囲んでテレビを見ながら、家族でゆっくりと年越しができるといいですね。
それでは良いお年を!
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