1人目の子である息子を産んでからびっくりしたのが、まだ産んで間もないのに
「2人目の予定は?」
とやたら周りから聞かれたこと。
2人目も何も、1人目で精いっぱいだったので、2人目のことなんて考えてもいませんでした。
息子が1歳近くになるくらいまでは、2人目のことを聞かれても、本当にピンとこなくて、むしろ子育てが大変で、
「うちはひとりっ子」宣言をしていました。
でも、なんとなく息子とコミュニケーションがとれるようになってきて、子育ての楽しみみたいなものを味わえるようになってきたときに、2人目もありかなーとやっと思えるようになりました。
そしてありがたいことに、そうやって思うようになってすぐ、2人目である娘を妊娠。
愛知県に住んでいる私は北海道の実家に頼ることもできないので、2人を育てるのは楽しみだけど、かなり大変になる覚悟をしていました。
今、娘が生まれて、生後2か月になり、思うこと。
正直今のところは息子が1人だった時と大変さはほぼ変わりません。産前産後期間なので息子が昼間保育園に行ってくれているおかげもあるかもしれませんが、夕方~夜のバタバタも覚悟していたほど大変ではありません。(もうすぐ保育園を退園しなくてはいけないので、そこからが勝負!とは思っていますが…)
私が今のところ2人に子供が増えたけど、大変さはそんなに増えていないのは下記の理由です。
これ、おじいちゃんが買ってくれた「きりんのソフィ」という赤ちゃん用のおもちゃなんですが、娘のベビーベッドの上に置いておいたら、昨日、息子が気になったらしく、自分の妹に向かって
「きりんさん、かーしーてー」
と言っていたのです。
それを見て夫と悶絶。
その前にもお風呂の中で妹を抱っこしたいと言って、私の支えを借りながら娘を抱っこする息子。
「うーか、うーか(プーカプーカ?)」
と言いながら娘を揺らすのです。
何それ、めっちゃかわいい!!!
とかわいさにクラクラしていたので、更なる一撃にやられました。
幸い、今のところ息子は赤ちゃん返りしておらず、自分の妹のことをどういう風に認識しているのかはわかりませんが、とにかく2人のコラボがかわいすぎて、疲れも吹っ飛びます。
息子の育児は、何もかもがわからないことだらけで、すべてが心配で、本当に毎日が辛かった記憶があります。
いつになったら夜通し寝てくれるの?おっぱい飲み過ぎてない? こんなに離乳食あげて大丈夫?もっと話しかけないと言葉が出てこない?うちの子なんか変じゃない?…
今思えば笑っちゃうような心配もたくさんしました。でも、その時は本当に心配で神経質になっていました。それも当たり前だと思います。初めてですもんね。
2人目も育児は上の子の育児を思い出しながら、「あーこれくらいなら大丈夫」とどーんと構えていられるのがいいところだと思います。
それに、私は何もしゃべらない、何もできない息子と2人きりで部屋にいるのも辛かったので、まだまだ何を言っているかわからないことも多いけど、コミュニケーションの取れる人(息子)が一緒にいてくれるだけで、かなり気持ちが楽です。
むしろ、この部分だけ切り取れば、赤ちゃんの育児は息子だけのときよりも大変さは半分以下です。
息子の育児をしているとき、自分の脳がどんどん退化していくような感覚にとらわれました。気づかないうちに脳が退化しているのではなく、日々脳が衰えていくのを実感しているのがなんだか恐怖でした。
とにかく頭を使わず、昼間は誰とも話さないので、夜夫が帰ってきてから何かを話そうとしてもすらすらと言葉が出てこなくなることもありました。
なので、今2人の子育てをしていて、お風呂や寝かしつけの手順を考えながら、「あれやってー、これやってー」と頭を使っているというのが快感でさえあります。
お出かけ時も、息子がいると、娘の授乳のタイミングを考えておかないと大惨事になるので、一日のスケジュールをしっかり立てるようになりました。
フィンランドでは育休から復帰すると、マネージャー職に昇進することがあるみたいです。ママさんはタイムマネージメントが得意だからという理由らしいです。
昔だったらなんのことだかサッパリ…だったかもしれませんが、今はよくわかります。
どんどん時間の使い方が上手くなっていく気がします。
私はぼーっとしているのが苦手みたいで、忙しくバタバタしているくらいがちょうどいいようです。
勝負はこれから?どんどん大変になるはずの2人の育児。ちょっと武者震い。
今はまだ寝てばかりの娘。昼間は保育園の息子。いつまでも余裕でいると痛い目にあいそうですが、子どもたち2人が成長していくについれ、どういった関わり合いをしていくのかちょっと楽しみでもあります。それが2人の育児をする醍醐味かもしれません。
「うちはひとりっ子!」と言い張ってたあの時の自分からはちょっと想像できないセリフですが…
いろんな状況の方がいるし、一概には言えないですが、またレポートしようと思うので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
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