2歳の息子と7か月の娘と台湾の九份に行ってきました。
正直、子連れではおすすめしません。
でも、どうしても子どもを連れて行きたい!という方に注意点を紹介します。
目次
なぜ子連れで九份に行くことになったのか
「千と千尋の神隠し」のモデルになったと噂される街、九份。
台北から少し遠いようだし、ネットで調べると子連れにはおすすめしないという内容が多かったので、行くつもりはありませんでした。
しかし、一緒に行く義父母が九份に行ってみたいと話していて、せっかくなので連れて行ってあげたいという気持ちがあり、夫とも相談して、九份に行ってみることにしました。
九份は本当に子連れに不向き
九份に行ってみて、ネットで見ていた通り、本当に子連れには向きませんでした。
とにかく人が多い!
最初は小さな子を連れている人もいたので、大丈夫じゃん!などと思っていたのですが、ピークの時間帯には、大人でさえ怖いくらいの人。
行くかどうか迷っている…くらいの気持ちの人は、子どもが大きくなるまで待って欲しいです。
それでも行きたいという方には、ぜひ下記にあげる注意点を参考にしてほしいです。
注意点①バスはNG。ケチらずタクシーを使うこと
今回、私たちはタクシーをチャーターして九份まで向かいました。
現地でタクシーを拾うこともできたのですが、ぼったくりも多いと聞いていましたし、すぐに見つけられるのかも心配でした。
そこで、日本からタクシーを予約しておきました。
日本のMKタクシーのHPで提携している台湾のタクシーを予約しました。
日本語で予約できたのもありがたかったですし、こちらの要望にも応えてくれ、とても親切でした。
現地でタクシーを拾うよりは少し高かったのかもしれませんが、不安な気持ちを抱えることなく旅行できたのはよかったと思います。
何より、運転手さんがとても良い方で、Google翻訳のアプリとLINEを駆使してコミュニケーションを取りながら、楽しく旅行できました。
空港から九份まで、1日だけのチャーターを予約していましたが、結局最終日までずっとこの方にお願いしてしまいました。
さて、タクシーの乗り降りの際にバスを見たのですが、とにかくすごい人です。
正直、あの中で子どもを連れて向かうのは難しい…というか無理です。
普通の路線バスのようなバスで台北市内から1時間も揺られるわけですから。
ちょっとお金を出してでも、タクシーを利用してくださいね。
注意点②ベビーカーは持っていかないこと
九份の道はでこぼこの石畳と、階段ばかりです。
ベビーカーは持って行っても荷物になります。
やめましょう。
ベビーカーを押している方と九份ですれ違いましたが、進めなくなっていて、かなり大変そうでした。
ちなみに、荷物預かり所のようなところもコインロッカーも見当たりませんでした。

注意点③ オムツ替えの場所もトイレも授乳室もなし
とにかく、観光地だからといって充実した設備を想像してはだめです。
田舎の風景そのままの街並みです。
私が見渡した限り、公衆トイレのようなものはありませんでした。
授乳室などというものも恐らくなかったと思います。
万が一子どもがトイレに行きたくなってしまったら、一体どうしていいのかわかりません。
そのくらい、子連れ九份は覚悟が必要だと思います。
注意点④ 人の波を見たら引き返すこと
今回、九份で一番困ったのは、大きな人の波に飲まれてしまったことです。
子どもを連れて、人込みに入ってしまい、身動きが取れず、子どもがケガをするのでは!?ととても心配になりました。
満員電車以上の人込みでした。
人込みからは、Don’t Push!と叫ぶ人や中国語の怒号が聞こえ、引き返したくなりましたが、引き返すことも困難なくらいの人だかりでした。
人だかりができていたら、進むのをやめて引き返しましょう。
絶対に子どもを連れて突っ込まないようにしてください。

子連れ九份を実現させるためには?
それでも、九份に行きたい方。
私は九份に宿泊することをおすすめします。
宿泊して混雑する時間帯をずらし、ゆっくりと見学すれば、子連れでも余裕のある観光ができます。
授乳やオムツ替えが必要になっても、ホテルに戻ってすることができます。
雨が降ってきても、すぐにホテルに引き返せば問題ありません。
九份はそんなに広くないですし、お店が連なっていて、思った程濡れません。
私は子どもたちが寝てから、夫に子どもを見てもらうようお願いして、1人で九份の夜の景色を見てきました。
また、早朝、子どもたちと散歩することもでき、満足しました。
ピーク時間帯(18時前後)がまるで嘘だったかのように、人が落ち着いていました。
今回宿泊したホテルは窓から九份の景色を見ることもでき、ホテルにいるだけでも九份を満喫することができました。

子どもに負担をかけないためにも、ぜひ九份に1泊して(1泊で十分です!)観光するのをおすすめします!


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